「まほろ駅前 多田便利軒」

便利屋・多田啓介(瑛太)の前に現れた超いいかげんそうな男・行天春彦(松田龍平)。
かつての同級生であり、授業中に行天を怪我させた記憶のある啓介にはある意味それを避けていた。
そんな縁もあるが、まるで正反対と思われた2人の共同生活の物語。

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どんなにいいかげんそうに見えてもその人の生活にはその人なりのルールがあrって、そうなった理由がある。
一生懸命やっても追いつかないこともあるし、大切に思っていても離れてしまうこともある。
でも、人は生きてゆく。心にどこか、穴があいていても、どんなにくたびれても生きている意味がある。
生きてなんとかしたいと思っている。

一見、堕ちるところまで堕ちたような2人だが、いつも何かを捜し求めている。
でもそれは決して他人にはわからない。
そしてその心のひっかかりをふれあいの中で吐き出すとき、また一歩進んだような気がする。
そうしてまた生きてゆく。

ここの2人にはなんかそんな、今の世の中に明るい未来とかなさそうに思うけど、生きていかなきゃ、生きて何かを見つけられるんじゃないの的な、ゆるいながらも希望を見出させてくれる。
その温かさはじんわりと効いてくるのだ。

でもやはり人ってひとりではだめだなと思う。啓介も春彦と出会って何かが溶けてゆくのを感じたはず。だがら最初すぐに追い出そうとした春彦を長らく暮らし、やがて出て行ったものの、呼び戻したんだと思う。
やはりぬくもりっていい。そういう人がそばにいる人は幸せなんだろうと思う。

その日暮らしのキャバ嬢も、母の愛を知らない子供も、子持ちの同性愛女性もぬくもりがあればまた違う道がある。
それに気づき、気づいていない人にはそうしてあげたいと思うような作品。



まほろ駅前多田便利軒
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文春文庫 三浦しをん 文藝春秋発行年月:2009年01月 予約締切日:2009年01月03日 ページ





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